空間の印象を左右する巾木問題!どうする!?

そもそも巾木(幅木)って言われても、なんのこっちゃい!?と思う方が大半だと思います。

 

実際に家づくりをした人の中でも、そんなとこハウスメーカーや工務店の言われるがままで大して検討さえしなかったという人も多いのではないでしょうか?

 

 

でも、じつはこの巾木ってやつ。

 

大きく空間のイメージを左右するめちゃくちゃ大事なやつなんですよね。

 

我が家は検討した挙げ句、ちょっと普通とは違った方法にする事にしましたので記事にしました。

 

色や大きさ、形で大きく部屋の雰囲気が変わる巾木

 

まずは茶色の巾木

 

濃茶の巾木

 

黒の巾木

 

白の巾木

 

上記は掃除機をガンガン当てても大丈夫な位の高さの巾木の例。

 

色の違いでも空間に与える印象が結構違いますよね?

 

白の巾木が一番目立たずスッキリとした印象になっていると思います。

 

さらに、突き詰めていくと巾木の高さも重要です。

 

 

こちらはやや高さが低めの巾木です。

 

高さが低くなるとさらに巾木の存在感が消えてスタイリッシュになりますよね。

 

要するに巾木というやつは存在感がない程空間がスッキリするわけです。

 

一般的に一番多く使われている方法で巾木の印象をなくす仕上げは、アルミアングルというL字型の建材をつかった方法です。

 

以下がアルミアングルを使った事例です。

 

 

この方法では、床と壁の間に1センチ位の隙間が出来るのですが、ほぼ巾木の印象はなくなります。

 

でも、我が家が取り入れた方法は上記のいずれでもありません。

 

この方法は少々マニアックなんすが、『建築知識』といういわいる設計士さんなんかが読むプロ用の専門誌に掲載されていて、素人ながらにこれはヤバイ!安いみたいだし、我が家はこれしかないでしょー!となった方法です。

 

 

【振動吸収入隅目地】というめちゃくちゃ聞き慣れない建材。笑

 

本来は壁などのジョイントに使う物らしいのですが、これを巾木に使っちゃおうぜ!という少々攻めた事例が紹介されていたんです。

 

これが、その【振動吸収入隅目地】↓

 

振動を吸収する為のゴムが3mm程縁に付いているのですが、これがフローリングと壁の間の緩衝材として働きます。

 

パンチングの穴が気になりますが、ここをパテで埋めてしてしまえば、仕上げには影響がないそうで、しかもフローリングとの隙間はなんとわずか3mmになると!!

 

これであればアルミアングルを使った方法で良く言われる【ホコリが間に溜まる】というデメリットも改善出来そう!

 

我が家の設計士に初めにこの相談をしたら、『建築知識を読まれてるなんて参りましたね。(←おそらくいい意味でも悪い意味でも。笑)でも、これは良さそうなのでやってみましょう!』

 

と前向きな返事を頂いたので採用となりました!

 

このゴムの部分の奥にホコリが入らないかは心配ですが、それは実際に住んでみたらまた記事にしたいと思います。

 

これは参考になる!と思った方は是非コメントを。笑

 

何か気になる事があれば、記事にします!

 

 

 

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