埼玉県民共済住宅の家を建てなかった理由。

一応前置きから説明すると、私の住んでいる埼玉県には47都道府県の中で唯一、共済の加入者に対して住宅建設業を行っている【埼玉県民共済住宅】があります。

 

この県民共済住宅のものすごいところは非営利団体の工務店であるため、なんと利益を目的としていません。

 

そのため、注文住宅がオプション等を使わなければ坪単価31万8,000円で建てられてしまいます。(しかも、標準仕様の内容もかなり良い!)

 

埼玉県内に土地を持っていて、埼玉県民共済の組合員であれば誰でも利用することが出来るとあって、まったく営業活動をしていないのにも関わらず、創業10年で不動の埼玉県内ナンバー1の工務店に成り上がっています。笑

 

ここまで聞いた時点で、もはやこのサービスとも言える【埼玉県民共済住宅】を利用しない手はないですよね?

 

我が家ももちろんそう思っていました。

 

では、なぜそんな【埼玉県民共済住宅】の家を建てなかったのか。

 

無駄な出費はしたくないと考えるケチな私が(笑)、最後まで工務店選定の候補にありながらも、【埼玉県民共済住宅】を選ばなかった理由は以下の様なものでした。

 

【自由設計】を掲げる県民共済でも出来ない事

まずは設計の時点で我が家が諦めなければいけなかった事です。

①陸屋根(フラット屋根)

キューブ型のオシャレな家に多いフラットな形状の屋根。防水上の理由からという事でしたが、同じ理由でルーフバルコニーも駄目でした。

②インナーバルコニー

2階リビングの家に多い、大きなインナーバルコニー。バルコニーの奥行は最大182cmまでで、バルコニーに出る敷居も20cm設けなければならず掃き出し窓が出来ませんでした。

④高気密高断熱

ソフランウィズという吹付け断熱がオプションで用意されていましたが、気密測定をする等の気密管理までは出来ませんでした。(ただ、県民共済の担当の方は体感で分かる位断熱気密性は高いと言ってました。)

⑤一部床を下げる

我が家がかなりの優先順位でやりたかったキッチンの床を下げるというちょっと特殊な仕様です。おそらく耐震や強度の観点からですが、同じ理由でスキップフロアも出来ませんでした。

 

次に設備仕様選定で我が家が諦めなければいけなかった事です。

①建具

建具は大建工業さんとウッドワンさん、阿部興業さんの中からしか選べません。我が家は建具に神谷さんを使用したかったのですが、数年前にオプションから姿を消していました(泣)。

②スケルトンの鉄骨階段

LIXIL等の既成品のスチール階段はオプションで選べるけど、オーダーの鉄骨階段等を入れたかった我が家にはダメージが大きかった部分です。

③窓

ピクチャーウィンドウと言われる様な大きなFIXの窓が選べませんでした。同じく高断熱仕様のトリプルサッシも選べませんでした。

④巾木

巾木が目立たない様に、アルミ巾木等を使う事も考えていたのですがこれも駄目でした。

 

 

基本的に県民共済住宅の考える方針は、安全性やメンテナンスの観点からクレームが懸念される構造上の仕様は出来るだけやらず、現金一括購入によって安く仕入れている標準仕様以外は基本的にオススメしないという事なんですよね。

 

現場管理や指示が難しく、大工さんに負担がかかる事も極力やらないという方針です。

 

県の機関なのでちょっと考えればこれらは当たり前と言えば当たり前です。

 

我が家の場合は最終的に上記の様な諦めなければ行けない点と価格とを天秤にかけてなくなく県民共済を選ぶのをやめました。

 

細部にまでこだわって、自分の意思で全てを決めたいと考える人には合わないのかな?とも思います。

 

とはいえ、価格があまりに安いので県民共済住宅で建てたいという方も多いと思いますので、そういった方は事前に自分達の建てたい家が建てられるかしっかり確認しておく必要があると思います。

 

我が家が調べた以外にも、意外にオッケーを出してくれないところがあるかもしれません。

 

 

 

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